中古のピアノを購入する

ピアノは中古楽器の中でも需要も多く、品揃えも豊富なことから品質の良いものが多く出回っています。きちんとメンテナンスがされていれば、新品ピアノと基本性能面での差は少なく、新品のピアノが高くて手が出ないという人は中古品で検討してみてはいかがでしょう。

 

ただ、中古ピアノの場合、メンテナンスの状況や価格など、何を基準にすればいいのか判断しづらい面があるので、事前に中古ピアノについて知識を得ておく必要があるかもしれません。

中古ピアノの選び方

中古ピアノの購入を検討している方は、なるべくピアノ専門店を利用することをお薦めします。
専門アドバイザーや技術者が、購入者のこだわりや要望に沿ったピアノを選んでくれます。

 

中古ピアノのメンテナンスを自身の手と耳で確認して、気に入ったものを選びたいものです。

 

キータッチは新品ピアノと中古ピアノを試弾して、好みのものを探し出すようにします。
外装については、やはり中古品は使用感があることは仕方がないことですが、細かなところまで見て不審な点はスタッフに説明を求めましょう。

 

そして調律や整音関係のメンテナンスについては、メーカー・機種・グレード・メンテナンス状況によって異なります。展示してある新品ピアノと中古ピアノの双方を複数台、比較試弾してみることが大切です。

 

中古ピアノの価格について

中古ピアノの価格相場のポイントは、@メーカー・機種。A外装・色・仕上げ。Bメンテナンスなどです。

 

@は、輸入ブランドか国産有名メーカーで、機種グレードが高く、年式が新しいものほど価格は高くなります。ただし、外装やメンテナンス状況によって新しくても価格が低いものもあります。

 

Aは、中古ピアノの見た目の価値ということですが、木目調など洗練されたデザインのピアノほど値段は高くなります。外装や中身が大きく傷んでいるものを後から全面塗装してあるものもあり、仕上げの仕方によっては、お薦めできないものもあるようです。

 

Bのメンテナンス状況は、中古ピアノを購入する人にとっては、一番気になるポイントですが、価格の高い安いにかかわらず、きちんとメンテナンスができているかどうかは試弾してみる、そして専門アドバイザーとの相談が重要になります。

知っておきたいピアノメーカー

ピアノ専門店にはさまざまなメーカーのピアノが展示してありますが、国内外を問わずたくさんのメーカーがありますから、自分に合ったものを選びたいですね。

 

国産のピアノメーカーはヤマハかカワイぐらいしか知らない、という人も多いかと思いますが、かつては50社近くありました。今ではYAMAHA・KAWAI・東洋ピアノの3社のみになりました。

 

国産ピアノメーカーの商品で高品質なものを欲しいという人は、新品ではなく1960年代〜1970年代の中古ピアノに的を絞って探しているといいます。それは、最近の新品ピアノは中国で作られているものが多いというのが理由のようです。

YAMAHA

楽器メーカーとして世界的に有名なYAMAHAですが、ピアノの販売台数はもちろん日本では一番ですが、世界的にも1、2位を争う販売台数を誇ります。エントリーモデルから高級モデルまで幅広いクラスのピアノを製造しています。

 

高品質で丁寧な作りが人気となっていて、プロのピアニストから初心者にも対応するさまざまなクラスのピアノを、大量生産できる数少ないメーカーです。ハイブリッドピアノ・ステージピアノ・電子ピアノ・電子キーボードなどのラインナップがあります。

 

YAMAHAのグランドピアノは、やや金属的で絢爛な音色に特徴があると言われています。

KAWAI

1927年創業。ピアノシェア世界第2位のメーカーとして知られています。
また、クリスタルピアノという世界でも珍しいピアノの製造も受注生産というかたちで行っています。

 

クリスタルピアノとは、透明なグランドピアノのことで、本体外枠や脚、鍵盤蓋、大屋根、椅子など、外から見える大部分が透明アクリル樹脂でできています。
クリスタルピアノを製造しているのは、世界でもKAWAIとドイツのシンメル社の2社だけです。

 

ロックシンガーグループ「X JAPAN」の「YOSHIKI」がKAWAIのクリスタルピアノ「カワイ・CR‐40A」を愛用していることで有名です。ライブステージでクリスタルピアノを奏でるYOSHIKIを見たという方もいるのではないでしょうか。

 

KAWAIのグランドピアノは、音に厚みがあり、満ちてくるような音色が特徴です。

東洋ピアノ

東洋ピアノのブランド、「APOLLOピアノ」は品質も良く、根強いファンも多いと言われています。

 

東洋ピアノが開発した、SSS(スライド・ソフト・システム)はアップライトピアノのソフトペダルにグランドピアノと同等のハンマーをシフトさせたピアノで、アップライトピアノでありながら、グランドピアノにより近い演奏が可能になりました。

 

また東洋ピアノは、160年の歴史のある「スタインウェイピアノ」の東海地区正規代理店です。

 

ピアノ買取相場価格はいくら?

ピアノ売却と中古ピアノ購入について考えてみる

弾かなくなったピアノは場所をとるひとつの”置物”になってしまいます。しかし、考えようによっては、リビングにピアノが置いてあるだけで、落ち着いた高貴な雰囲気になりますから、インテリアとして利用することも考えてみるのも良いでしょう。

 

しかし、なかなか広い家でない限り、大きなピアノをそのまま放置しておけるスペースの余裕がないのが現状でしょうね。ですから多くの方が、弾かなくなってしまったら、処分を考えるのです。できれば高価で買い取ってくれる業者に売りたいものですね。

 

その時に重要になるのが、ピアノのメーカーです。メーカーひとつで査定額が変わってきます。これは買い取った後、売ることを考えた場合、人気のあるメーカーならば、直ぐにでも買い手が付くからなのです。やはり知らないメーカーで、おまけに中古のピアノとなると、なかなか買い手を探すのは困難です。また、有名なメーカーならば、修理や部品の調達、備品の整備なども割とスムーズにいきます。

 

国内メーカーの「ヤマハ」や「カワイ」ならば、中古で購入しいても、もし具合が悪くなっても安心です。ですからメーカー名は重要なものなのです。買う時から売る時の事を考えて買う人は少ないかも知れませんが、購入した中古ピアノをいつか売却する時があるならば、やはり人気のメーカーならば、再び購入する人は多いと考えられます。ですからやはりメーカーにはこだわって購入すべきでしょう。

 

中古ピアノ市場は活発です。多くの方が中古でも程度の良い、名の通ったメーカーのピアノを探しているのです。アコースティックのピアノはそう簡単に壊れることがありません。少々古い製造年のものでも、十分演奏が楽しめるのです。しかし、古すぎると注意が必要です。さすがに劣化してきます。そうなると、たとえ安く購入しても調整、調律が必要になったり、部品が必要になったり、費用がかかってきてしまうのです。そうなると新品のピアノを購入した方が良かった、なんてケースもでてきます。中古のピアノを購入する時には慎重に選ぶようにしましょう。

気になるピアノの運送費

ピアノを売却するにあたって、その査定額も気になりますが、もうひとつ、運送費も気になるのではないでしょうか。また、重い大きなピアノをどのようにして運ぶのかも気になりますね。だいたいのピアノ買い取り業者の査定額は、運搬費も含んで算出されていますが、中には別で請求してくる業者もありますから、事前に確認するようにしましょう。

 

買い取り業者はピアノの運搬に関しても手馴れていますから、任せていれば安心です。ただ、業者の方に予め、ピアノが家のどこに置いてあって、どのような移動になるのか、しっかりと伝えることが必要になります。

 

これは大変重要なことで、もし説明不足の場合、当日運搬が出来ないと言う事にも成りかねません。そうなると別途出張費がかかる、なんてことになるかも知れませんので、確実に行いたいところです。伝えるべき重要な点は以下のことです。

 

○ピアノのサイズ
○建物の種類
○ピアノがある階数
○エレベーターが使えるかどうか
○トラックが敷地内に入れるかどうか

 

スムーズに移動できるほど、運送費は安く済みますが、そうでないと高くなります。具体的に言うと、エレベーターが使えない場合には、クレーンなどを使うことになりますから、その分費用はかかってきます。また家に入る道が狭くてトラックが入れないとなると、その分スタッフが運ばなければならず、スタッフの人数うも必要になります。

 

運送費の目安ですが、一般家屋の1階から搬出する場合、だいたい1万円が相場です。これに条件次第で運送費が上積みされていくのです。当日確実に運搬できるように、また、後から費用を追加で請求されないように業者とのやり取りはしっかりと行いましょう。

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