ピアノの基礎知識

ピアノは、鍵盤を指で押すとその力がハンマーに伝わり、弦をハンマーが叩くことで音が出ます。
現代の標準的なピアノは、白鍵52、黒鍵36からなる計88鍵の鍵盤数が一般的です。そして8000個以上の部品が使われているといわれています。

 

ピアノの種類は「グランドピアノ」と「アップライトピアノ」の二つに大きく分けられます。

 

デリケートな楽器で、ピアノを置く場所は直射日光を避け、湯気や水蒸気などが直接当たらない平坦な場所に置くのが良いとされています。直射日光に弱く、外装が傷むほか、調律が狂いやすくなるといわれます。

 

湿度は50〜70%が最適とされ、季節によって加湿器や除湿器を利用して湿度管理をしなければいけません。

アップライト・ピアノ

アップライトピアノは、現在最も一般的なピアノで、限られた設置面積で演奏が楽しめるよう、弦を縦に張りコンパクトに作られています。

 

重量も200s前後と軽量化され、狭いスペースでも設置できるよう改善されたピアノで、家庭用のピアノとして広く普及しています。

 

ハンマーをスプリングで戻すため、トリルなどの素早い連打に限界があるとされます。

グランド・ピアノ

グランドピアノはコンサートホールなどで使われることが多い、大型のピアノです。弦を水平に張るため本体がとても大きくなります。

 

グランドピアノの特徴として、ピアニシモからフォルテシモまで豊かに響く、音がなめらかでよく伸びる。ハンマーが弦を打ったあと、重力によって戻る性質があり、アップライトピアノよりも速弾きができると言われます。

 

音に微妙な表情がつけらるので、演奏者の細かい表現力を表すこともできます。ただし、重量250〜500sと重い上に設置に広いスペースが必要となります。なおかつ非常に高価な楽器でもあります。

電子ピアノ

鍵盤のタッチをピアノに近づけた楽器で、キーボード(鍵盤楽器)のカテゴリに入ります。しかしキーボードは鍵盤数がまちまちですが、電子ピアノはイレギュラーを除いては88鍵盤が通常となっています。

 

鍵盤のタッチをピアノに近づけたもので、元来のピアノの音をサンプリングしてスピーカーを通して音を発音させています。小型なものもあり、設置場所に対応できるものが多数出ています。

 

音色も複数変更でき、録音機能もあり、連弾曲を1人で演奏したり、片方の手で演奏してもう片方を合わせる練習などもできます。価格も5万円程度からあるので、初期の練習用に購入することが多いようです。

キーボード

「キーボード」という名称で思い浮かべるのは、パソコンに文字や数字を入力するためのものか、楽器のキーボードです。そもそもキーボードは「鍵盤」を意味します。

 

鍵盤楽器はすべて「キーボード」ですが、一般的に電源を通して演奏する鍵盤楽器を「キーボード」と呼んでいます。生ピアノ(グランドピアノ、アップライトピアノ等)をキーボードとは呼んでいません。

 

近年はキーボードにもたくさんの種類が登場していて、シンセサイザー、コンボ・キーボード、電子ピアノ、ポータブルキーボード、電子オルガンなどがあります。

 

いずれも、生ピアノほど大きくなく軽いので、持ち運びが比較的容易なことや、ヘッドホンを使えば音が出ないタイプがあるので、防音のない部屋でも使用できるなどメリットが多いのが特徴です。

 

また、音色も様々で、伴奏もつけることができるキーボードもあります。
これらキーボードは鍵盤を押すという作業以外に、たくさんの「つまみ」や「ボタン」が配置されていて、機械の操作を行うような感じです。
ピアノの演奏をする感覚を味わうことはできません。